1. 天中殺グループはどうやって決まるのか
天中殺のグループは「日干支(にちかんし)」、つまり生まれた日の干支によって決まります。生まれた年や月ではなく、日柱の地支(十二支)を六十干支の配列に当てはめることで、どのグループに属するかが算出されます。
六十干支は10の天干と12の地支の組み合わせで60通りあり、これを10個ずつ6グループに分けると、各グループに必ず「天干と対応しない2つの地支」が生じます。その2つの地支が、そのグループの「天中殺(空亡)の地支」となります。
| グループ名 | 天中殺の地支 | 該当する日干支の範囲(目安) |
|---|---|---|
| 子丑(ねうし)天中殺 | 子・丑 | 甲戌〜癸未の日生まれ |
| 寅卯(とらうさぎ)天中殺 | 寅・卯 | 甲申〜癸巳の日生まれ |
| 辰巳(たつみ)天中殺 | 辰・巳 | 甲午〜癸卯の日生まれ |
| 午未(うまひつじ)天中殺 | 午・未 | 甲辰〜癸丑の日生まれ |
| 申酉(さるとり)天中殺 | 申・酉 | 甲寅〜癸亥の日生まれ |
| 戌亥(いぬい)天中殺 | 戌・亥 | 甲子〜癸酉の日生まれ |
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※ 日干支の切り替わりは深夜0時基準ではなく、流派によって異なります。萬年暦では節入り時刻をもとに正確に算出しています。
2. 萬年暦での調べ方(3ステップ)
自分の天中殺グループを知るには、まず日干支を正確に算出する必要があります。単純な生まれ年の十二支ではなく、生まれた「日」の干支から算出するため、一般的な干支早見表では確認できません。萬年暦を使えば、生年月日を入力するだけで日干支と天中殺グループが即座にわかります。
萬年暦のトップページで生まれた年・月・日と性別を入力します。年は立春(2月4日頃)を区切りとするため、1〜2月初旬生まれの方は入力した暦年と異なる年干支が表示されることがあります。
算出結果に表示される三柱のうち、「日」の欄に表示された干支が日干支です。たとえば「甲子(きのえね)」であれば、地支は「子(ね)」です。
算出結果には天中殺グループが直接表示されます。「天中殺:申酉」のように、天中殺となる2つの地支がそのまま記載されているため、グループの特定は一目でわかります。
3. 6グループ別・日常の過ごし方のポイント
天中殺グループは、「どの領域が空亡(欠落)しているか」という宿命的な傾向を示しています。この傾向を理解することで、天中殺の時期に限らず、日常の生き方の指針にもなります。
目上の人や親・上司を頼りにくい宿命を持ちます。相談しても期待通りの助けが得られなかったり、親の存在が特殊な形をとることがあります。その分、早くから自立心が育ち、自らの力で道を切り開く「初代運」が強くなります。
同年代の仲間・友人・兄弟姉妹との関係に特殊な形がつきまといやすい宿命です。親しい友人と思っていた人が離れたり、なかなか深い友情が育たないと感じることがあります。反面、家族・家庭への愛着が強く、組織の土台を支える安定した力を持ちます。
精神世界・理想・大きな志への扉が「空亡」になっているタイプです。高い夢や理念を持ちにくい反面、現実を着実に捉える力に優れています。しかし一度、精神的な高みや使命感に目覚めると、その信念の強さは誰にも負けません。
子どもや部下への継承・指導という形でのつながりに特殊な形が出やすい宿命です。財産や地位を直接引き継ぐよりも、知恵・思想・技術など「形のない財産」を次世代に伝える役割に向いています。知的好奇心が旺盛で、晩年になるほど深みが出るタイプです。
家庭や配偶者との安定した関係が「空亡」になりやすい宿命です。家にじっとしているより、外で活動しているほうが力を発揮できます。結婚・家庭よりも仕事や社会的な活動に充実感を見出しやすく、行動し続けることで運が開きます。
現実の利害・損得・物質的な結果への感覚が「空亡」になりやすい宿命です。お金や現実的な成功よりも、精神世界・芸術・哲学・研究など形のないものに強いカリスマ性を発揮します。孤独を恐れず、内面を掘り下げるほど本来の輝きが増します。
4. 今が天中殺の時期かどうかを確認する方法
天中殺グループがわかったら、次に「現在が天中殺の時期にあたるかどうか」を確認します。確認方法はシンプルで、「現在の年・月の地支が、自分の天中殺グループの地支に該当するか」を見るだけです。
現在の年干支の地支を確認し、それが自分の天中殺グループに含まれていれば「天中殺の年」です。たとえば申酉天中殺の人であれば、申年(さる年)・酉年(とり年)が天中殺の年にあたります。
月干支の地支が自分のグループに該当する月が「天中殺の月」です。年に2ヶ月あります。年の天中殺と重なる場合は影響が強まるため、より慎重な行動が求められます。
- 天中殺の年(2年間):最も影響が大きく、大きな決断・起業・結婚などの重要な新規行動を控えることが重要。
- 天中殺の月(2ヶ月):新規の契約や重要な取り決めはできれば翌月以降に先送りする。学び・準備に向いた時期。
- 天中殺の日(2日間):影響は軽度。その日の大きな決断は翌日以降にずらせると安心。日常生活は通常通りで問題なし。
5. まとめ — グループを知ることが開運の第一歩
天中殺グループは、単なる「不吉な周期」を示すものではありません。自分の宿命の中でどの領域が「空亡(空白)」になっているかを知ることで、人生の中での弱点と強みの両方が見えてきます。弱点を補うのではなく、空亡ゆえに発達した強みを活かす方向に舵を切ることが、この宿命を輝かせる鍵です。
まずは萬年暦で自分のグループを確認し、現在の時期が天中殺にあたるかどうかをチェックするところから始めてみてください。「知っているかどうか」だけで、日々の過ごし方の質が変わります。
自分の天中殺グループを確認してみましょう。
生年月日を入力するだけで、日干支と天中殺グループを即時算出できます。